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「寮」?「化身」?試行錯誤の末にできたシェルフィーのエンジニア組織
みなさんこんにちは!しほりんです🍎
シェルフィーは只今絶賛エンジニアを募集中!でして、どうしたら皆様にシェルフィーの良さをお伝えできるか日々頭を悩ませています……。
と思ったら、プロダクトチームの組織についてまだお話したことがなかったですよね!
これまで、プロダクトチームは試行錯誤を繰り返してきて今の組織になっています。
実際に働いたらどうなるのか、きっとイメージもしやすくなると思いますので、是非ご紹介をさせてください!
シェルフィーのプロダクトチームは「寮」×「化身」
シェルフィーの募集記事をご覧になったことがある方は「寮」や「知恵の化身」、「愛の化身」といった文言を最近よく見かけると思います。
「これ、いったいなんなんだ?!」と思いますよね。そうですよね!これからご説明するので安心してください🙋
シェルフィーのエンジニア組織は、普段3〜5人程度のチームで動きます。
このスモールチームのことを「寮」と呼びます。リーダーは「寮長」です。
そしてこの寮は「属性」を持っていて、この属性は全部で3種類あります。
それが「力の化身」「愛の化身」「知恵の化身」です。
👹力の化身
事業機会拡大のための「売りやすくする」機能開発チーム。基本的に”週”を一単位として動きます。
- お客様側での分析、現場運用の順調度確認機能
- CCUS(建設版マイナンバー)への連携対応開発
- 社内運用支援用の管理画面構築
👰愛の化身
導入してくれたお客様の使い心地を向上させる機能開発チーム。基本的に”日”を一単位として動きます。
- お客様の利用コストを下げるUX改善(動作速度、検索性能、導線改善など多岐にわたります)
- サービス上でのヘルプ案内を強化
- 日々発生する細かなバグの対応
愛の化身チームは、サービス提供にあたり重要度が高いと考えており、チーム拡大・運用の安定化も進行中です。また現在はタスクフォースとして内部品質向上PJを組み、2年半運営してきて適切に溜まった技術的負債の解消も担っています。
🌿知恵の化身
Biz、Dev含んだSaaSチーム全体の効率と、持続性を向上させるチーム。技術の力で全体を加速・安定させる役割を担っています。また会社として初めて挑戦する難しい技術課題にも取り組むチームです。
- CI/CDパイプラインの最適化
- データ分析/活用基盤の整備
- セキュリティの強化
- サービスの監視システム構築 etc...
ちょっと小話
「寮」と名付けたのはもともとハリーポッターシリーズの寮に例えて分担したところから始まっています。
とはいえ、チームやハリーポッターシリーズの寮ほど厳格なものにはしたくないという大前提があります。
シェルフィーはいろいろな立場を超えてワンチームでありたく、職種に帰属意識を持ちたくないと考えています◎
なぜこの体制にしたのか?
会社のミッションを達成するために、「自律的に良くなり続ける」チームでありたいから、そして「プロダクトを適切に、最短で良くしていきたい」からです。
「自律的に良くなり続ける」とはどういうことかというと、下記のように考えています。
自律的に = 自分たちで勝手に自浄作用する
つまり、プロダクトチームのリーダーである石川や鈴木が判断するのを待たずとも、自分たちで試行錯誤してどんどんと施策を回せればチームとしてスタックせずに動いていけます。
私達シェルフィーのプロダクトチームはそんな自律駆動的なチームを目指しています。
シェルフィーはビジョン・ミッションをとても大切にしている会社で、今行っている事業もビジョン・ミッションを達成するための手段と捉えています。
一方で、株式会社の構造上、ビジョン・ミッションの達成には事業を永続的に続ける必要があり、キャッシュや世間の評価を得なければなりません。
これを「プロダクトチーム」という1チームで考えてしまうと、短期的な指標であるキャッシュや世間の評価を得ることを無意識的に優先せざるを得ないこともあり、性質上どうしても短期的な決定が多くなってしまいます。
短期指標もとてもとても大切なのですが、短期のことばかり行っていると中長期的に立ち行かなくなり、チームも苦しくなってきます。
つくり手が苦しいと、お客様にも良いプロダクトを提供することもできません。
一番わかりやすい例が、システムの負債です。
短期的な開発ばかりしていると、どうしても負債が溜まってきて、影響範囲が大きくなりすぎて短期的な開発までも思うように進まなくなってきてしまいます。
プロダクトを適切に改善し更に大きく開発していくためには、この短期施策と中長期施策を外的要因にできるだけ振り回されることなく、粛々とあるべきバランスで改善することが大事です。
この問題を解決するのが「化身」制度です。
力の化身は新しいお客様が導入しやすくなるための機能開発をどんどんと進め、愛の化身は既にご利用いただいているお客様が使いやすくなるような改善を突き進めます。
そして、そんな2化身が頑張っている間に、知恵の化身は負債の解消をしたり、力の化身や愛の化身が開発しやすいように開発土壌を整えます。
この体制にすることで各々が本来のビジョン達成に一直線に走れるとともに、作り手側としてもこれまで新規開発をするときに感じていた負債への不安や改善したいissueに対する罪悪感を減らし、お互いに背中を預けて最大出力を出せるようになりました!
これからシェルフィーのエンジニア組織はもしかすると柔軟に形を変える可能性もありますが、今までもこれからも、新規のお客様にとっても、既にご利用いただいているお客様にとっても、そして作り手であるエンジニアにとっても、優しく正しくプロダクトを作れるようにしていくつもりです!
メンバーに今入ったら何してもらいたいか聞いてみた
最後に実はシェルフィーメンバーにも、近々ご入社いただける方に何をしてもらいたいか、聞いてみました!
- アジャイルをめっちゃ回してほしい
- メンバーが思いっきり開発できる、開発しやすい土壌(幹)を整えてほしい
- お客さん目線で開発することを会社の文化として加速しまくってほしい
- 作りたいものたくさんあるからバシバシに巻き取って作りまくってほしい
- プロフェッショナルが自分の領域でできること全うしてくれたらそれで十分(そうなったら自分違うことやる)
CPOの石川やエンジニアリーダーの鈴木、寮長にメンバーと役割に関わらず聞いてみたのですが、具体的なものから抽象度の高いものまでたくさんありますね!やることたくさんだ〜〜〜!
逆にいうと、ご自身の好きなものを選び放題な状況なので、ご自身が伸びたい方向に向かっていくことができます!チャレンジしたいことがある方はぜひご連絡ください!
今回はシェルフィーのエンジニア組織をご紹介しました!
募集記事やスカウトに最近少しずつキーワードをお出ししていたのですが、こうしてしっかりとご説明している記事がなかったので、お披露目できたこと私も嬉しいです◎
シェルフィーのこと気になっている方がいれば、まずはカジュアルにお話させてください!
ストーリーには書ききれない話もたくさんあるので、ぜひとも「カジュアル面談」をポチっとしてくださいね!
皆さんとお話できること、とても楽しみにしています👋