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評価制度と等級制度はどう違う?

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こちらは社内向けに書かれたドキュメントをベースに公開しています
等級制度って僕も人事制度設計にあたって初めて知りました。評価制度と何が違うの?と。 端的に言うと、頑張りへの報い方が違います。
等級制度は、安定的な高いアウトカムへの貢献に報いるための、給与レンジの上昇(中長期的に報いる)
評価制度は、短期的な成果や行動に報いるための、昇給や賞与の実施(短期的に報いる)
 
具体的には、下記の通り扱います。
  • 等級制度
    • 入社からすべての期間を対象(すべてとはいえ、直近年単位での安定感を見るイメージ。もちろん6ヶ月などで上がってく場合も)
    • 等級要件を基準とし等級判定
    • 報酬の大枠、つまり給与レンジが等級によって決定(例:「3等級は400-600万」「4等級は600-800万」)
  • 評価制度
    • 評価期間として定められた一定期間(6ヶ月間を想定)を対象
    • 評価基準をもとに、一定期間の成果や行動を人事評価
    • 等級による給与レンジ内での、昇給やインセンティブ(賞与)に反映(例:「S評価なら5%の昇給」「A評価なら賞与は110%」)